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MONEY REFERENCE — マネー百科

損益通算とは。損した年に必ずやるべきこと

最終更新 2026年7月 ・ 出典明記 ・ 提案資料への引用可
ANSWER — 結論

損益通算とは、上場株式や投資信託で出た損失を、同じ年の売却益や配当と相殺して課税対象を減らす仕組み。相殺しきれない損失は確定申告により翌年以降3年間繰り越せる(繰越控除)。損が出た年に申告を怠ると、将来の利益にまるまる20.315%課税される——「損した年こそ税務が仕事をする」と覚えておきたい。

数値例

今年−50万円の損失、来年+80万円の利益が出た場合:繰越控除を使えば来年の課税対象は30万円(税額約6.1万円)。使わなければ80万円に課税(約16.3万円)。申告書1枚の差が約10万円になります。

最大の注意点:NISAは損益通算の対象外

NISA口座の損失は税務上「存在しない」扱いで、特定口座の利益と相殺も繰越もできません。これがNISA唯一の構造的弱点であり、値動きの荒い個別株より、長期前提のインデックスファンドがNISAに向くとされる税務上の理由です。

誤解が多い点

配当とも相殺できる?
できます。ただし配当を「申告分離課税」で申告した場合に限ります(総合課税を選ぶと通算不可)。源泉あり特定口座内なら同一口座の損益は自動で通算されます。
繰越中は毎年申告が必要?
はい。取引がない年も含め、連続して申告しないと繰越が途切れます。

関連する道具とデータ

引用について:出典として「Veliq Finance マネー百科」と本ページURLをご記載ください(商用・社内資料とも可)。税制・制度は改正があるため、実務では一次情報の確認をお勧めします。一次情報:国税庁タックスアンサーNo.1465・No.1474。