年金の平均受給額——
「みんないくらもらっているのか」。
厚生労働省の事業概況から、公的年金の平均月額を整理しました。会社員だった人(厚生年金)と自営業などの人(国民年金)では、受け取る額が約2.5倍違います。
出典:厚生労働省「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」|最終更新 2026年7月
14.7万円/月
厚生年金の平均受給月額(147,360円・基礎年金を含む/令和5年度末)
5.8万円/月
国民年金(老齢基礎年金)のみの平均受給月額(57,700円/同)
6.9万円/月
国民年金の満額(令和7年度・69,308円)。40年全納でこの額
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「平均14.7万円」は基礎年金込みの合計額。会社員として厚生年金に加入していた人が受け取る「基礎(1階)+報酬比例(2階)」の合計です。現役時代の収入と加入期間で決まるため、個人差は月数万円〜20万円超まで非常に大きくなります。
02
国民年金だけだと平均5.8万円。自営業・フリーランスが公的年金だけに頼れない理由がこの数字です。満額(6.9万円)でも生活費には遠く、iDeCoや小規模企業共済など「自分でつくる2階」が実質的に必須になります。
03
平均との比較より大事なのは、生活費との差。老後の月支出が26万円なら、平均的な厚生年金でも月11万円前後が不足します。不足額の正体は「老後2,000万円の解剖」で、あなた自身の数字にできます。
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受給額は「変えられる」。繰下げ受給なら月0.7%ずつ、70歳開始で+42%——平均14.7万円の人なら月20.9万円になります。長く働いて厚生年金の加入期間を延ばすことも有効です。最新の概況(令和6年度)では国民年金の平均が5万9千円へ微増するなど、数字は毎年更新されます。
あなたの見込み額は、平均とどう違う?
「ねんきん定期便」の見込み額(65歳時点・月額)を動かすと、平均との差と、繰下げた場合の金額を表示します。
あなたの年金見込み額(月)15.0万円
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※ 出典:厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」。平均月額は受給者ベース。厚生年金は基礎年金月額を含む数値です。一次情報(厚生労働省)。国民年金の満額は日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」。正確な見込み額はねんきん定期便・ねんきんネットでご確認ください。関連:年金繰下げシミュレーター