MONEY REFERENCE — マネー百科
信託報酬とは。年0.1%と1.5%で30年後いくら違うのか
最終更新 2026年7月 ・ 出典明記 ・ 提案資料への引用可
ANSWER — 結論
信託報酬とは、投資信託を保有している間ずっと、資産残高に対して年率◯%が日割りで自動的に差し引かれる運用コスト。支払う操作は不要で基準価額に織り込まれるため気づきにくいが、月5万円×30年の積立では年0.1%と1.5%の差が約900万円に達する。
計算のされ方
「年率」ですが実際は日々、残高×(年率÷365)が差し引かれ、基準価額に反映されます。資産が大きくなるほど同じ率でも金額は膨らみます——1億円保有時の年1.5%は毎年150万円です。
年間コスト = 平均残高 × 信託報酬率例:残高1,000万円 × 1.5% = 年15万円
実額の比較
月5万円を30年、リターン年5%(コスト控除前)で積み立てた場合の最終資産です。
| 信託報酬 | 30年後の資産 | コストの影響 |
|---|---|---|
| 年0.1% | 約4,050万円 | — |
| 年0.5% | 約3,760万円 | −290万円 |
| 年1.5% | 約3,130万円 | −920万円 |
よくある質問
信託報酬はどこで確認できる?
目論見書と各証券会社の商品ページに必ず記載されています(「運用管理費用」表記)。実質コストは運用報告書の「1万口あたりの費用明細」でも確認できます。
購入時手数料や信託財産留保額との違いは?
購入時手数料は買う瞬間の一回きり(優良ネット証券はゼロが標準)、信託財産留保額は売る時の控除。信託報酬だけが「保有中ずっと」かかるため、長期では最も重要です。
関連する道具とデータ
この項目の引用について:出典として「Veliq Finance マネー百科」と本ページURLの明記をお願いします(商用資料・社内資料とも可)。内容の正確性には万全を期していますが、税制・制度は改正されるため、実務では一次情報(条文・公的資料)の確認を推奨します。