MONEY REFERENCE — マネー百科
生活防衛資金はいくら必要か。なぜ投資より先なのか
最終更新 2026年7月 ・ 出典明記 ・ 提案資料への引用可
ANSWER — 結論
生活防衛資金とは、収入が途絶えても生活が崩れないための現金で、目安は毎月の生活費×6ヶ月〜1年分(公的保障の厚い会社員は6ヶ月、自営業・フリーランスは1年)。投資より先に確保する理由は、急な出費で投資資産を最悪のタイミングで売る事態を防ぎ、暴落時の狼狽売りを心理面から抑止するためである。
計算式と目安
必要額 = 毎月の生活費 × 6〜12ヶ月例:月25万円 × 6ヶ月 = 150万円
| 働き方 | 目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 会社員(共働き) | 6ヶ月分 | 失業給付・傷病手当金あり |
| 会社員(片働き) | 6ヶ月〜1年 | 収入源が一つ |
| 自営業・フリーランス | 1年分 | 傷病手当金なし・収入変動大 |
置き場所の条件
「元本割れしない」「数日で引き出せる」の2条件を満たす普通預金・個人向け国債(変動10年)が適所。ここで利回りを求めてはいけません。生活口座・防衛資金・証券口座の3口座に物理的に分けると、役割の混線を防げます。
よくある質問
貯まるまで投資は待つべき?
完成に2〜3年かかるなら、余力の7割を防衛資金・3割を少額積立に「並走」させ、完成後に全額を投資へ切り替えるのが現実解です。
防衛資金も新NISAで運用しては?
不適です。株式は10年に一度3〜5割下がり、その瞬間は失業と重なりがち。守るお金と増やすお金は混ぜないのが設計の原則です。
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