MONEY REFERENCE — マネー百科
ドルコスト平均法とは。定額積立は何が有利なのか
最終更新 2026年7月 ・ 出典明記 ・ 提案資料への引用可
ANSWER — 結論
ドルコスト平均法とは、毎回一定「金額」を買い続けることで、価格が高いときは少なく・安いときは多く買うことになり、平均取得単価が平準化される投資手法。タイミングを当てる必要がなくなり、下落局面を「安く仕込める期間」に変える心理的効果が最大の実利である。
数値例:定額買付の魔法
毎月1万円で基準価額が変動する投信を買った場合です。単純平均価格(100円)より平均取得単価(97.6円)が安くなる——定額ゆえに安い月ほど多く買えるからです。
| 月 | 価格 | 購入口数 |
|---|---|---|
| 1月 | 100円 | 100口 |
| 2月 | 80円 | 125口 |
| 3月 | 125円 | 80口 |
| 合計3万円 | 平均単価 97.6円 | 305口 |
限界も正しく知る
右肩上がりの市場では、理論上は最初に一括投資した方が期待リターンは高い(市場に居る時間が長いため)。ドルコストの本領は期待値の最大化ではなく、①高値掴みリスクの平準化、②「続けられる」こと、③給与からの積立と構造が一致すること、の3点です。
よくある質問
暴落したら積立をやめるべき?
逆です。定額積立において暴落は「同じ1万円で多くの口数が買える期間」。やめた人だけが平均取得単価を下げる機会を失います。
まとまった資金がある場合は?
理論上は一括が期待値で勝ちますが、実務では1〜2年に分割して投入し、心理的な高値掴みリスクを抑える折衷が定石です。
関連する道具とデータ
この項目の引用について:出典として「Veliq Finance マネー百科」と本ページURLの明記をお願いします(商用資料・社内資料とも可)。内容の正確性には万全を期していますが、税制・制度は改正されるため、実務では一次情報(条文・公的資料)の確認を推奨します。